ここでは、SBUMLにおける主要なコマンドについて説明します.
sbumlcontinue $1意味: 停止状態(frozen)にする仮想マシンを再開させる 引数: $1 停止状態にある仮想マシンのディレクトリ 実行例: # sbumlcontinue m1 sbumlfreeze $1意味: 実行中の仮想マシンを停止状態(frozen)にする 引数: $1 停止状態にある仮想マシンのディレクトリ 実行例: # sbumlfreeze m2 ちなみにスナップショットを保存するためには, 仮想マシンが停止状態(frozen)になっている必要がある。 sbumlexpanddelta $1 $2意味: スナップショットに差分(デルタ)を加えて拡張する 引数: $1 スナップショットの差分 $2 親のスナップショット 実行例: # sbumlexpanddelta ruby_at_vnc rh72-96m-vnc-800x600 参考: sbumlmakedelta sbumlinitdemo意味: SbumlDemoのコマンドを実行可能にする 引数: 無し 実行例: # pwd /taro/sbumldemo # sbumlsave . . . # exit sbumlmakedelta $1 $2意味: 2つのスナップショットから差分(デルタ)を生成する 引数: $1 子のスナップショット $2 親のスナップショット 実行例: # sbumlmakedelta ruby_at_vnc rh72-96m-vnc-800x600 参考: sbumlexpanddelta sbumlquick ($1)引数: $1 保存されているスナップショットのディレクトリ(必ずしも引数をつける必要は無い) 意味: 保存されているスナップショットを列挙し, 実行する. 実行例: 引数をつけずに # sbumlquick とすると, snapshotディレクトリから全てのスナップショットが列挙される. 1) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-32m-fb520902742d7e36 2) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-32m-vnc-1175a00db2c4390a 3) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-64m-gui-f021feeae81ed350 4) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-64m-vnc-440d44d63a4d1d79 5) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-96m-gui-048e7c7fbf020ae9 6) /taro/sbumldemo/scripts/../snapshots/rh72c-96m-vnc-2bfc5b94d64d806c #? 5 ファイル番号を入力することで, 復元するスナップショットを指定することができる.通常はこのように使用するが, 引数をつけて直接スナップショット(snapsho直下のディレクトリ名)を指定することも可能. # sbumlquick rh72c-96m-gui-048e7c7fbf020ae9 sbumlrestore $1 $2意味: 仮想マシンの実行状態をスナップショットへと保存する 引数: $1 仮想マシンの実行状態を復元させるディレクトリ $2 保存させるスナップショットのディレクトリ 実行例: # sbumlsave m3 hoge sbumlsave $1 $2意味: 仮想マシンの実行状態をスナップショットへと保存する 引数: $1 現在実行中の仮想マシンのディレクトリ $2 スナップショットを保存するディレクトリ 実行例: # sbumlsave m1 -f hoge 仮想マシンm1の実行状態をhogeという接頭辞のついたディレクトリ(snapshots直下)へと保存する. オプション-fをつけるのは, スナップショットとして保存する前に, 仮想マシンを停止(frozen)させる必要があるので. sbumlhalt $1意味: 実行中の仮想マシンを終了させる. 引数: $1 現在実行中の仮想マシンのディレクトリ(必ずしも引数は必要ではない) 実行例: # sbumlsave m3 実行中の仮想マシンm3を終了させる. # sbumlhalt -all 全ての実行中の仮想マシン(machines直下)を終了させる. 終了した仮想マシンのディレクトリは空になる. |