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スナップショットドキュメント |
スナップショットドキュメント
計算状態のスナップショットは2~3MBくらいまでに圧縮できるので、数百というLinuxの状態を、CDに保存したり、ソフトウエア開発者のウェブサイトに置く事ができる。
この事によって、詳細なドキュメントの一つのフォームとして、スナップショットを用いる事が実用的になってくる。これを我々は、スナップショットドキュメントと呼ぶ。この考え方は、以下の論文でより詳しく議論されている。
Richard Potter and Yasunori Harada. Additional Context for Gentle-Slope Systems. In Proceedings of the 2003 IEEE Symposia on Human Centric Computing Languages and Environments (HCC03), Auckland, New Zealand, October 2003. [PDF] Manページ
各々のプログラムのコンポーネントが、あるコンテクストの中でどのように用いられているかを示すスナップショットが、全てのプログラミングのマニュアルページに置かれていると、どういった利点が考えられるだろう。こういったスナップショットを用いる事で、プログラムのコンポーネントの関連事項や詳細を、容易に試して理解に結びつける事ができる。あるLinuxソケットコマンドのスナップショットは、以下のスナップショットのようになり、また、このスナップショットは、[ソケットのmanページ]のように、マニュアルページからリンクが貼られる。このマニュアルページには、スナップショットドキュメントのセクションが追加されている。
以下のスナップショットは、emacsのgdbデバッガの中で走っているnetcat(nc)の、2つのコピーを含んでいる。各々のデバッガは、コードがsocket上や、bind、acceptのような関連のあるシステムコール上で停止するように、15のブレイクポイントを持つ。
ソケットのコードのデモ (8.4MB 差分) GUIアプリケーションのドキュメント
プログラマーではない人達が使うような、エンドユーザ向けのアプリケーションに対しても、上記と同じ考えを適用する事ができる。以下のスナップショットは、[このページ]にあるような、KSpreadのマニュアルのセクションで、
The same idea could applied to end-user applications that non-programmers use. The following snapshot sets up the situation described in the section of the KSpread spread manual on [this page]. Extra links have been inserted into the page for this demo. (Note: A bug involving the change in system time between saving and restoring snapshots has recently been causing the KDE snapshots to restore very slowly. It may take a couple minutes for the VNC GUI window to display.) KSpread Documentation (3.2MB + 0.3MB delta)
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